大悪魔さんのターゲット。

「あ、見つけた!」

俺に話しかけたのはまた彼女だった。

「はぁ‥‥なにかようなわけ?」

俺はため息をこぼす。

「友達になってほしいの!‥‥ダメ?」

「俺の話聞いてた?独りが好きだって言ってんの!」

「独りぼっちなんて寂しいよ‥‥」

彼女の考えと俺の考えは違う。

「強がらなくていいんだよ?」

「別に強がってるわけじゃ‥‥!?」

彼女は俺の手を包み込んだ。

「ちょ、な、」

「おまじない!強がらないようにするおまじないだよ。」

「‥‥っあはは、なんだよそれ(笑」

「あ、初めて笑った!」

そう言って2人で笑った。

「友達になってくれる?」

「‥‥どうせなるまで付きまとうんだろ?」

「もちろん!」

「なら、なってあげるよ。」

彼女はやったぁ〜!と喜んでいた。初めて俺のことをからかわない人に会ったし、変なやつと思っていた。

「名前何ていうの?」

「‥‥?」

「君の名前だよ。」

「えっと、私の名前はねーーーって言うんだ。よろしくね!あかねくん!」

「うん、よろしく。」


これが俺の初恋になるなんてこの時思いもしなかった。