「なにしてるのー?」

後ろから肩を叩かれてビクッと跳ね返る。

「あ、あの‥‥?」

振り返ると、さっきまで苗ちゃんと話していた三上くんという人が立っていた。

「見かけない男子だねー。あ!もしかして転校生?」

無理もない。こんな男子実在しないから

でも、ここは

「そ、そーなんだ‥‥(笑)場所がどこか、わからくて‥‥迷ってて(汗」

「なら、なんでこんなところにいるの?」

「えっ‥‥?」

「ここの校舎裏は今では立入禁止。フェンスでも飛び越えてこないと入れない。しかも、

俺、転校生なんて知らないんだけど?」

こ、この人‥‥なんでそこまで‥‥

「‥‥お願いです。三上くん。」

「あ、俺のこと知ってるー。なぁに?」

「黙ってて‥‥ください。」