「俺さ、これでも結構モテるらしくて、外見しか知らない人に告られるんだよ?」

「そ、そうらしいですね‥‥」

「俺もいちいち断るのめんどーだし、彼女いるからってことにしとけば楽じゃん?」

‥‥三上くんは私に恋愛感情なんて持ってないない。

当たり前なのに、何期待してたんだろ‥‥

「でも、1つ言わせてください。」

「んー?」

「私はなにもメリットがないです!」

「まぁ、途中だよ。4つ目、俺の誰にも言ってないこと教えてあげる。」



「えっ‥‥?」



「あと、最後、5つ目は



俺が朝山さんの彼氏になること。」

「ただそれだけ。簡単でしょー?」とニヤニヤしながら笑う三上くん。

「どうする?契約する?」



私は少し迷って、でも、弱みを握られるだけじゃ私が耐えられなかった。


私は‥‥


「三上くん。その契約成立です(ニコッ」

「クスッ、よかった。」

ここからだ。私が大悪魔さんのターゲットになったのは‥‥