こいつ、俺の嫁。





「あたし、ずっとテツの傍にいるから!
テツのこといつでも見守って、応援するから!

だからテツは何も躊躇わずに、何も考えずに跳んで!
あんたが不安で上手く跳べなくても、負けても、あたしはテツの心強い嫁であることに変わりはないから……!」


「…っ!………未来のヤロー……」




自分で心強い嫁なんて自画自賛してるみたいで恥ずかしいけど、あたしの気持ちを伝えるならこの言葉しかなくて。




この言葉であたしが未来から聞いたことが分かったのか、テツは手で顔半分、目から下を隠してあたしに背中を向けた。




「……テツ?どうしたの?」


「こっち見んな。今やべー顔してるから」




やべー顔?
それってどんな顔だろう。




すごく気になって素早くテツの前に回る。




「…っ!て、テツ……!」


「ばっ!見んなつったろ……っ!」




テツはまたあたしに背を向けてしまった。




テツの頬が……赤かった……



え、もしかして照れてる?
テツが……あのテツが照れてる?




そう思えば激レアなテツの照れ顔を見たいのは当然で。




「テツ!照れてんの!?照れてるよね!?」


「うっせーよ!こっちくんな、チビ!」


「チビはすばしっこいんだよ!見せろー!」




テツの回りをぐるぐる回る。
中々テツはあたしに顔を向けようとしない。