「やっとくっついたか。
ま、とりあえずはおめでとう」
「ありがとう。
未来のアドバイスなかったら、もうちょっと長期戦になってた。
ほんとありがとう」
朝練終了後、テツの彼女になれたことを未来に報告した。
昨日の未来のアドバイスがなかったら、テツの気持ちにも気付けなかったと思う。
やっぱり未来はかけがえのない親友。
「そういえば尋人さんも『あいつらいつくっつくんだ』って言ってたから、報告しに行けば?
澪、最近行ってないでしょ、ラヴ」
「そういえばそうだった。
久しぶりに尋人さんの髪でも見に行こうかなー」
「それが目的かよ」
苦笑いを浮かべる未来に、冗談だよと笑う。
尋人(ヒロト)さんは、ここのOBでテツとは昔からのバレー仲間。
だからあたしも比較的仲がいい。
高校卒業後は大学に行かずに、尋人さんのご両親が経営してる喫茶店【ラヴ】の手伝いをしている。
放課後に未来と一緒にそのラヴに行くことにした。



