制服のスカートから露になった太ももにいきなりテツの手が触れたと思ったら、次に訪れたのは浮遊感。
とっさに掴まるところを探して掴んだら、それはテツの頭だった。
え?なんでこんなところにテツの頭があんの?
こんなところというのはあたしの足の間、つまり股関節のあたり。
テツの手はあたしの足を持って支えている。
これは一般的に言う、肩車と言うやつでは……?
「えぇっ!?ちょっとテツ何やってんの!?
下ろしてよ!色々ヤバいから下ろして!」
「色々って具体的には何のことですかー?澪さん」
「特にあんたが足を触ってるその手だよ!!」
あたしの足を持つテツの手は、あたしのふくらはぎを優しい手つきで往復してる。
テツの後頭部にも当たりそうだし!
小学生の頃よくやってやっただろ?
とかテツは呑気なこと言ってるけど、それから何年経ったと思ってんの!?



