部屋中をウロウロと歩き回って、頭をかきながら騒いでいると窓からノック音が聞こえた。
かれこれ考えている間に来てしまった。
チラッとカーテンを開けるとそこには笑顔で手を振る奴が。
「みーおちゃん。あーけーて」
「誰が開けるか!」
シャッと勢いよくカーテンを閉めた。
部活が終わって帰ってくれば絶対ベランダからやって来ると思ったから帰ってすぐ窓の鍵を確認した。
良かった。鍵かけといて。
深くため息をついてベッドに座り込む。
にしてもこれからどうしよう。
いつかはテツと会わなきゃいけないし、この気持ちとも向き合わないといけない。
でもそんな勇気はない。
だったらその勇気が備わるまで逃げるしか……!



