こいつ、俺の嫁。




テツが…?
あたしがテツがいるのに、テツの前で小橋くんの話をしたから怒ったの…?



でもあたしはテツが好きだから、向坂先輩の話をされたらイラッとしたわけで……



え、ということは……テツはあたしのこと……



驚いて俯いていた顔を上げて未来を見る。
あたしの言いたいことが伝わったのか、未来はニッコリと笑った。



「やっと分かったなこの鈍感娘。
今度テツさんに喫茶店のラテおごってもーらお」



ごちそーさま。
未来は空になった食器を返却口へ返しに行った。



あたしはテツの気持ちが未だに信じられず、その場から動けずにいた。














「…次の授業は………え、」



食堂から教室に戻ってきて、次の授業の準備をしようと鞄を開けた。



するとなぜかあたしの鞄からテツの肘のサポーターが入ってた。



朝見た時はなかったのに。
あ、このファイルで隠れて見えなかったんだ。



ていうかテツの奴、絶対わざと入れたな……!?



しかもよりによって必要な肘のサポーター。
今日も部活あるだろうし、届けなきゃいけないじゃん!



会いづらい……会いたくないなー。