「テツが宮古大に行くって、行きたいってテツの口から聞きたかった!
そしたらちゃんと応援できたのに……!
でも…でも寂しいよ!テツと離れ離れになっちゃうのは耐えられないよ…っ!
テツと…テツと離れたくなんかない……っ
ずっとずーーっと好きだから……テツが大好きだから…っだから…」
涙を拭うことも忘れて紡ぎ出す言葉に集中する。
一度出てしまったこの感情は止まることを知らない。
「あたしから離れていかないでよ……っ!
あたしを一人にしないでよ……っ」
一番伝えたかった言葉がやっと声になって出てきた。
テツと一緒にいたい。
出来ることならしわくちゃなお婆ちゃんになってもずっと。
それくらいテツが大好きだから。
何度もテツの名前を呼びながらテツの胸で涙を流す。
するとテツの体が震えていることに気付いた。
まさかあたしがたくさんワガママ言ったから震えるほど怒っているのでは……!?
そう思うとサァーッと血の気が引いていくのが分かった。
それでもどんな反応をしているのかが気になるのが性というもので。
あたしはゆっくりとテツの胸から顔を上げた。



