桃子ちゃんはミルクティーを一気に飲み干した。
「絶対、鉄也センパイも澪センパイのことまだ好きなはずです!
というか好きでいてもらわないと困ります!私がせっかく諦めたのに!」
「アハハ…ごめんね?」
テツがあたしのことをまだ好きでいる?
そんなわけない。
だって目すら合わせようとしないんだから。
きっと桃子ちゃんは明るくしてくれようとしてくれてるんだ。
「こうなったら合コン!合コンやりましょ!
澪センパイ年下ありなら私の男友達誘います!」
「お、いいね。私も行きたい」
「未来センパイは尋人さんがいるのでダメでーす」
「ちょ、なんでそのこと知ってるの!?…ってあ、いやそうじゃなくて!」
自ら墓穴を掘った未来。
そこからは未来と尋人さんと話になって女子会は終了した。
あたしのバイト先のことを話したら桃子ちゃんとユキさんが知り合いだったことを知った。
同じアイドルが好きで知り合ったらしい。
なんだか世間って狭いなと感じた。
こうやって友達とランチすることあまりなかったから、すごく楽しかった。
それにこの時だけはテツのことを忘れていられるから。
時期もちょうど夏休みで学校でテツを見かけることもないし。
いい感じに夏休みになってくれてよかった。



