「見せないなら…あんたの嫁やめるよ!!」
脅し文句にそれ使う?
その程度じゃ今の鉄也センパイが負けるわけ……
…チッ
小さくだけど鉄也センパイの舌打ちが聞こえた。
「…それは反則だろ」
すると鉄也センパイはゆっくりと着ていたTシャツを脱いだ。
嘘…右肩が微妙に赤くなってる……
鉄也センパイがTシャツを脱いだ瞬間、澪センパイはすぐに行動に出ていた。
「成宮先輩!冷却スプレーするのでテツを抑えてください!」
「はいよ!さ、鉄也大人しくしろよ~?」
「小橋くん!保健室から保健の先生と何か冷やすもの持ってきてくれる!?」
「わ、分かった!」
誰彼構わず指示を出すと、澪センパイは鉄也センパイの顔にもかかりそうなほど冷却スプレーを噴射した。
「なんで肩痛めてるって言わなかったの!?こんのバカテツ!」
「あ?うるせーよ。こんな時に休んでらんねぇんだろ」
「こういう時に休んどかないと大会出れなくなるでしょうが!」
文句を言いながらも抵抗することもなく応急処置を受けている鉄也センパイ。



