ていうかこんなことしてテツが黙ってないんじゃ……!?
慌ててテツ達の方を見ると、テツは兼田先輩とかと話していた。
よかった。練習に集中してて気付かれてない……
と思いきやバッチリと目が合い、ニヤリと笑いながらあたしに手招きをする。
完全に気付かれてた。
「…あんたの旦那呼んでるよ」
「旦那じゃないから!…とりあえず行ってくる」
未来にすぐさまつっこんで観客席を出てテツが待つところまで向かった。
テツの背中を見つけついていくと、そこは原高の控え室だった。
「あ、あれは仕方ないよね!?
あんな大声で呼ばれたら返事しなきゃだしさ…ってなんで脱いでんの!?」
沈黙が怖くて必死に言い訳を並べていたらいきなりテツがユニフォームを脱ぎ始めた。
え、え!え!?どういうこと!?
「肩のテーピングとれそうだから貼り直して欲しいんだけど」
「あ、あ、そういうことか」
びっくりした。
変な想像してバカみたいだ。というか恥ずかしい。



