大丈夫。大丈夫よ、澪。
あなたは今はオネェメイドのみーちゃんなんだから。
澪だなんてあっちは気付いてないんだから。
そう自分に暗示をかけるかのように言い聞かせる。
「やったー!みーちゃんとのチェキゲット!
ね、もう一枚はダメなの?」
何言ってんの!?この人は!
何枚もあたしとチェキ撮ってどうすんの!?
あ、違う子と撮るのか。
そうだよね。あたしと二枚撮るわけ…………
「すみません。二枚目からは有料でして……」
「いいよ、金払うからみーちゃんのピンのチェキ欲しい!」
…………はぁ!?正気か、この先輩。
いや、正気じゃないな。
絶対頭打ってるよ、病院行った方がいい。
と言ってる傍から反塚先輩はエリスさんにお金を払い、なぜかあたしのピンのチェキを撮り、合計二枚のチェキを持って帰った。
反塚先輩の店を出る時のスキップと言ったら、気持ち悪いの言葉以外見つからなかった。



