聞き耳をたてて分かったのは、成宮先輩はどうやらメイリンさんの可愛さを見てほしくてバレー部員を誘ったらしい。
残念だったな、成宮。
それから反塚隊は絡んでくることもなくお会計へ。
レジも今はエリスさんやってるし、とりあえず危険は回避できた。
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間。
「ねぇ、これってほんとなの?」
反塚先輩がエリスさんの背後の壁に貼られてあるポスターを指差した。
あ、あれは……っ!?
「はい。一枚無料で好きなメイドとチェキが撮れます」
あ、なんか嫌な臭いがプンプンする。
ちょっと休憩室に逃げ込も……
「まじ!?じゃ、俺みーちゃんと撮りたい!
みーちゃん写真撮ろうよ!」
「先輩、みーちゃん好きっすね!かわいいっすもんね!
あー!俺もメイリンさんと撮りたかったー!」
予想してた通りこうなってしまった。
指名されてしまったからにはどうすることもできず、あたしは反塚先輩とチェキを撮ることに。



