翌日の放課後。
尋人さんからもらった地図を頼りにバイト先へ向かう。
尋人さんが言うにはとても可愛らしい喫茶店で店員もみんな可愛いとのこと。
「あ、ここだ」
その喫茶店は駅ビルの中にあった。
名前は【BerryBerry】と書いてある。
外見はものすごく可愛らしく、女の子らしいお店な印象。
店のドアが板チョコ風になってる!か、かわいい!
ドアを開けると心地いい鈴の音が響く。
「いらっしゃいませ~!」
ん?おかしい。
あたしの元に駆け寄ってくる店員は可愛らしいメイド服を着ているのに、逞しい筋肉をまとっている。
濃い化粧をよく見ると濃い髭が見えるのは気のせいだよね?
そうこう分析してるうちに店員があたしのところまでやって来た。
「んま、可愛らしいお客さん!お一人?」
「あ、いや!喫茶店ラヴの尋人さんの紹介でやって来たんですけど…………」
「あ!じゃあ、あなたが澪ちゃん!?
まぁ、こんな可愛い子を連れてきてくれるなんて!尋ちゃんさすがだわ!さ、こっちに来て!」
あの手が、引っ張られる手が痛いです!
なんて言えるわけがなく、引っ張られるままにスタッフルームに連れていかれた。



