あたしは未だに下着を選んでる未来と麗さんのところに駆け寄る。
「未来、麗さん!あたしこれでテツに呼ばれたんで帰ります!
麗さん、あたしの下着はいいので未来の選んであげてください!それじゃ!」
「ちょ、ちょっと澪!?」
「あ!それもいいね!じゃねー、澪ちゃん!
…………さて、未来ちゃん?尋ちゃん用の下着買おうか!」
「か、買いませんよ!」
なんて会話を聞きながらあたしは走って学校へと向かった。
百貨店からそう遠くない学校に着くと、校門の前で猫背の巨人が空を見上げていた。
「テツ!あっ……!」
「おっと危ねーな、澪ちゃん」
走ってテツに近付いてたらブレーキを掛けるタイミングをミスり、テツに抱きつくように衝突。
テツはそれを優しくキャッチしてくれた。
顔を上げるといつものニヤリ顔のテツがあたしの頭を撫でる。



