慌てて駆け寄ったけど、やっぱりそんな心配はなかった。
同じ布団に入って、気持ち良さそうに眠る鉄也と大河。
「なんだよ、つまんねーの」
「ほんとっすね」
何を期待してたんだ、この人達は。
でも見るからに仲直りしたみたいだ。
「でもいつもの二人に戻ったみたいでよかったね?」
「……そうですね。これで鉄也のプレーも雑じゃなくなりますね」
俺と同じく鉄也が怒っている理由を知ってた向坂先輩は眠る二人を見て微笑んでいる。
よく寝てる二人を見てから、部屋にある荷物を持って廊下に待機してる木嶋先輩の元へ行く。
「木嶋先輩。俺と成宮、今日は先輩方の部屋で寝てもいいですか?」
「…あぁ、構わない」
「ありがとうございます。成宮、荷物持ってこいよ」
渋々返事をする成宮の返事を背中で聞いて、先を行く木嶋先輩のあとに続く。
やっぱり鉄也と大河(二人)はこうでないとな。
【side end】



