泣き止んで冷静になった頭で自分が何しにここに来たのかを思い出す。
あ、あたしテツの看病しに来たんだった!
「テツ!水もらってきたよ!
どうせ倒れたのも脱水のせいでしょ?ほら、飲んで」
由美子さんからもらってきた水の入ったペットボトルを渡す。
大分時間が経ったからちょっとぬるいけど。
テツはペットボトルを持って固まってる。
「……テツ?どうした…」
「澪が飲ませて、この水」
……はぁ!?何を言ってんの!?
というか、
「もうペットボトル持ってんだから自分で飲みなよ!」
あと口つけるだけじゃん!
そういうとテツに呆れたようにため息を疲れた。
なんでため息つかれなきゃなんないの?
あたし合ってるよね?
「お前、こういう時だけ鈍いよな」
「はぁ?ちょ、何言ってるか分からないんだけ……」



