こいつ、俺の嫁。





そんな二日目もテツとまともに話すことなく終わってしまった。




今日はもう明日帰るからと交流を踏まえて両校で花火をやることになった。




宿舎から見える砂浜で花火大会の真っ只中。




この二日間ですっかり仲良くなった両校バレー部は騒音迷惑も考えずに盛り上がっている。




麗さんと木嶋先輩は二人並んで線香花火をしてる。
何だか隠居してる夫婦みたいな雰囲気を醸し出してる光景。




テツは来てない。
もう少し練習したいからと兼田先輩とまだ練習してる。




あたしはあのテンションの高い中に入るほどの元気もなく、座って見物。




「……大河………大丈夫?」


「……三輪田くん…」




話してだいぶ慣れてきたのか三輪田くんは徐々にあたしに「~ッス」を使わなくなった。




名字で呼んでくれるようになったし。




三輪田くんは静かにあたしの隣に座った。