こいつ、俺の嫁。





予想に反した答えに驚く。
まさか三輪田くんが料理やお菓子作りをするなんて…意外すぎる。




三輪田くんが言うには三輪田くんには弟と妹が二人ずついて、お菓子食べたいと言われお菓子を作ってあげたら、自分がお菓子作りにハマってしまったらしい。




きっかけが何だか可愛らしいというか兄弟思いでいい人だな。




「そっか。でも三輪田くん器用そうだからきっと色んなもの作れそうだね!」


「……そんなこと……ないッス……」




三輪田くんに微笑むと、三輪田くんすぐ顔を横に逸らしてしまった。




あ、耳が赤くなってる。
照れるところも可愛らしいな。




「…………付き合ってるんスね…………黒岡さんと…」


「え?あ、うん。そうなんだ」




たまっていた食器をひとまず洗い終えて出していた水を止めたら三輪田くんが聞いてきた。




テツの話になると恥ずかしくなって自然と顔が熱くなる。




「…………いつから…ッスか?」


「……お、幼馴染みとしては小学生になってから一緒だけど、付き合い出したのは三ヶ月くらい前なの」




あぁ!なんかすごく恥ずかしい!
テツが彼氏だって言えるようになって嬉しいけど、いざ誰かに話すとなると恥ずかしくてどうにかなりそう。




「…………そう…ッスか…………せっかく見つけたと思ったのに…」


「え、何?何か言った?」


「……いや、……何でもない……ッス……」




三輪田くんが顔を上げて前をじっと見ていたので、何かあるのかとつられるように前を見た。