こいつ、俺の嫁。





由美子さんとさっき別れたところに行くと由美子さんがちょうどいて、食堂へと案内してくれた。




そこからは昼食の準備の手伝いをした。
その間、由美子さんからいろんなことを教えてもらった。




由美子さんが言うには元々ここは関ヶ峰高校バレー部のための宿舎らしく、合宿する時だけ使われるらしい。




由美子さんは関ヶ峰高校の寮の寮母さんらしく、この宿舎は旦那さんと切り盛りしてたけど、旦那さんがぎっくり腰になってしまいただ今療養中。




それで人手が足りなくてあたしが呼ばれたということらしい。




「いやぁ、澪ちゃん来てくれてほんと助かったよ!
手際もいいし、このままここで働いてほしいくらいだよ」


「ありがとうございます」




由美子さんには敵わないけど、由美子さんに褒められると嬉しい。




「前来たときにてっちゃんが切り干し大根の煮物が食べたいって言うからさ、夕飯に作ってやったら『やっぱ澪のがいい。澪のはホタテの貝柱を出汁にしてるから美味い』なんて言ってさぁ!

こんな若い子がそんな凝ったのを作ってるなんて驚いたよ!
今度私にも教えとくれよ!」


「そんな!由美子さんに教えるほど大層なものじゃないですよ!」




由美子さんは褒め上手すぎて照れる。
なんて反応したらいいのか分からないほどに。