「これで荷物置いたら隣の体育館集合でいいよね?
早速軽い練習試合やりたいところなんだけど、スタメンの一年が寝坊して遅れてくるんだ」
「そうか。では各校でアップと練習して、そいつが来てアップ終わり次第少しやるか」
「そうだね。そうしてくれると助かるよ」
合同合宿なのによく寝坊して来れるな。
なんて思いながら持ってきた荷物を背負うと麗さんに呼ばれた。
「澪ちゃん、私と部屋一緒だから行こ!」
「あ、はい!」
「あ、澪ちゃん!荷物置いたら早速手伝ってくれるかい!?」
「分かりました!すぐ行きます!」
由美子さんにも返事をして麗さんと今日からお世話になる部屋に向かった。
「それじゃ、お手伝いよろしくね!」
「はい!麗さんも頑張ってください!」
荷物を置いて部屋の廊下の前で麗さんを見送る。
さて、あたしもお手伝い頑張ろ!
「……澪」
「……え?」
お手伝い頑張ろうと意気込んでいたら背後からテツの声が聞こえて思わず振り返った。



