あたしの返事で先輩たちの表情が明るくなった。
「やったー!関ヶ峰にマネいないから女子一人で心細かったんだよね~。
澪ちゃんありがとね!」
真っ先に寄ってきたのは麗さん。
あたしからテツを強引に引き剥がしてテツを突き倒す。
反塚隊はなんでか知らないけど体育館を飛び回って喜んでる。
木嶋先輩にも「ありがとな」と微笑まれ、それだけ言えば練習再開の声かけをして離れていった。
「ごめんな、大河。無理言ってお願いして」
「兼田先輩!いえ!あたしでもお役に立てるのであれば、いくらでも協力しますので!」
麗さんと楽しみだねーなんて話していたら兼田先輩が申し訳なさそうにやって来た。
すると兼田先輩は笑ってとんでもないことを教えてくれた。
「鉄也が『澪の飯はどれも一番美味い』って言ってたから、楽しみにしてる」
「……え!?ちょ、兼田先輩!?」
そのまま兼田先輩は練習に戻ってしまった。
恥ずかしくてその場にしゃがんで顔を伏せる。
なんてこと言ってるの、テツ。
嬉しすぎて恥ずかしくて余計体熱くなるじゃん。



