6時限目の授業がチャイムによって終わりを告げる。
「…はぁ、終わった」
1時限目から6時限まで座学だとお尻に腰にいろんなところが痛くなって最悪。
肩を回したり腰を伸ばしていると、前の席の未来が立ち上がった。
「あ、未来バイト?」
「そ。じゃね」
アッサリと返事をして手を振ると未来はそそくさと教室を出ていった。
あたしも帰って夕飯の支度しないと。
お父さんとお母さん今日遅くなるって言ってたし。
ガタッ
立ち上がろうとしたら隣の小橋くんが勢いよく立ち上がった。
「大河さん!あの…よかったら今日も下駄箱まで…」
「あ、うん!行こっか!」
あたしは小橋くんと並んで教室を出た。
なぜか小橋くんはあたしと下駄箱まで一緒に行きたがる。
まぁ、バレー部が練習してる体育館へ行くには一度外靴に履き替えないといけないから、ついでにだと思うけど。



