こいつ、俺の嫁。





明日からどんな顔して学校いけばいいんだ。




チャリ




ため息をついたあたしの目の前に水色の鈴が現れた。




「これやるから元気だせよ。
澪、こういうロマンチックなの好きだろ?」




ニッと笑うテツ。
テツもこの鈴の意味知ってたんだ。




嬉しい。
あたしもテツと交換したいと思ってたし、ロマンチックなの大好きだし。




でもこれで素直に交換したらテツの思うツボじゃ……




「て、テツが交換したいって言うなら交換してやってもいいけど?」


「んじゃ、いいや」


「嘘!嘘です!したい!交換したいです!」




テツが鞄の中にしまおうとした鈴を取ろうとしたら、あたしの手の届かないところに持ち上げられてしまった。




あたしの身長が低いことをいいことに高いところに持ち上げるなんて……




「……あんた、交換する気ないでしょ?」


「いや、あるけど、澪からのご褒美がまだだからやれねぇ」


「ご褒美?何を?なんの?」




ご褒美の意味が分からなくてつい質問攻めになってしまった。