なんて思って壇上を見てると、壇上に上がった人物にギョッとする。
「それではクラスと名前を……って言うまでもないか!
みんなご存知の…」
「2年2組の黒岡鉄也でーす」
はぁ!?テツ!?
なんで壇上に上がってるの!?
こういうの興味ないとか言ってたくせに!
やばい。この展開は非常にやばい。
「澪!」
バレずに帰ろうとしたら名前を呼ばれてしまった。
恐る恐る壇上を見るとテツと目が合う。
ニヤリと笑うテツに嫌な予感しかしない。
「澪、来い」
「はーい、澪ちゃーん!壇上へどうぞー!」
「い、いやいいです!ほんと……って未来!?」
必死に行きたくないアピールしてたら、隣にいた未来に手首を掴まれた。
そしてそのまま引っ張られて壇上の方へ連れていかれる。
「ちょ、未来!離して!行かないから!」
「面白そうじゃん。行ってきなよ」
「何言ってんの!?ちょっと!」
引っ張られるまま壇上に上がってしまった。



