「ちょっと文句言ってくる」
「未来!いいから!もう昨日ほど気にしてないし……!」
珍しく怒ってる未来が、コソコソと話してた女子生徒達のところに行こうとしたのを、腕にしがみついて止める。
未来はため息をついて落ち着くと、辺りを見回した。
「そういえばテツさんは?
司会が成宮先輩だから、いると思ったけど」
壇上の方を指さす。
そう、鈴交換イベントの司会をしてるのはあの成宮先輩。
一番最初に自分の鈴を交換しようとしたけど、あっさりフラれた成宮先輩が司会進行をしている。
「テツは来ないって言ってたよ。
こういうのよりバレーの方が好きだからね」
テツは興味ないと言って来てない。
それよりも体育館が空いたから練習すると言ってた。
テツを夢中にさせるバレーに嫉妬してしまいそう。
「カップル成立おめでとうございまーす!
さぁ、次で最後になりまーす!最後の方カモーン!」
いつの間にか鈴交換も最後の一組になってた。
あとは花火打ち上げて終わりか。



