"店はうちらに任せて見に行ってきなよ!"
そう言われてしまっては店にいるわけにもいかず、仕方なく未来と共に中庭で行われる3on3を見に来た。
「うわぁ、こりゃすごいね女子の数。
全員テツさん目当てかな?」
「そ、そんなことは…ないと信じたい」
来たら3on3は始まってて、女子生徒の黄色い声が響き渡っていた。
他校の制服を着た女子生徒も結構いるなー…
ほぼ全員の視線の先にいるのはもちろんテツ。
バレーじゃない、バスケをするテツもかっこよくて。
どんなスポーツもかっこよくやってのけてしまうからズルい。
テツが活躍する度に黄色い歓声があがる。
かっこいいから仕方ないと思うけど、やっぱりチクリと胸が痛む。
ピーー!
試合終了の笛が鳴った。
結果はテツのチームの圧勝だった。
テツは兼田先輩の肩を抱いて先輩に何か言ってる。
からかってる顔してるからきっと意地悪言ってるに決まってる。
成宮先輩は周りの女子生徒に笑顔で手を振ってる。
何やってんだか、あのチャラ男は。



