ピーーーー!
ヨッシャァァーーーーーッ!
試合終了の笛と先輩達の喜びの叫びが体育館中に響く。
テツに飛びつく先輩達を見て、溢れ出した感情は止まらない。
「やってくれたねー、テツさん。
よかったね澪……ってめっちゃ泣いてるし」
「だって、だってぇ~……うぅっ……」
「あー、はいはい。よしよし」
止まらない涙を拭うことなく、コートを見続ける。
隣にいた未来が頭を引き寄せて、肩を貸してくれた。
ずっとテツを見てると、観客席を見てあたしを見つけるといつものニヤリ顔でピースしていた。
あたしもとっさにピースして笑顔を見せる。
市中大会優勝おめでとう、テツ。
これからまた一緒に頑張ろうね。
絶対テツに言ってやろうと決めて、今はただただ喜びに涙を流して浸っていた。



