「え?6階ってセレブとかお金持ちの人が入る場所じゃないの?」 「うん。そうだね。まぁ、僕の家裕福だって言ったでしょ?」 「あ、そうだね。教えてくれてありがとう!」 「うん。まぁ、結実さんが入れるように警備に言っとくよ」 「ありがとう!」 そう言うと結実さんは自分の病室のある方へ歩いていった。 あまり自分の話をしない僕がする程結実さんはとても話しやすかった。 これから、僕が変わっていってく気がした。