繋ぐもの




「ドナー待ちなんだね。早く見つかるといいね。」


「うん!純也くんも早く手術して良くなってね!」


「ありがとう。」


そこまで話すとお互い立ち病室に帰ることにした。


「私の病室506号室だから!いつでも来てね!個室だよ!」


「うん。分かった。僕は、605号室だよ。僕も、個室。」


そう言うと彼女は驚いていた。