「何見てんだよ!まさか俺に惚れたんじゃねえだろうな!?やめとけやめとけ、てめえみたいなチンチクリン女10万もらっても相手したくねえよ。」
この性格じゃなきゃね…そして凄く失礼だと思う。その言葉そっくりそのままお返ししたい。
「ってかあんたいくつさ…」
顔はイケメンなのにすっごい性格は子供っぽいし。絶対あたしより年下だと思う。
上から下まで探るようにして翼をじろーり見つめれば、翼は「はあああ?」憤慨したように眉を吊り上げた。
「何でそんなこと教えなきゃなんねえんだよ!つうかお前こそ歳いくつだ!年上に敬語話せって親に教わってねえのかよ」
「……あたし18だけどもうすぐ19になるよ。高校卒業したばっかりだから。」
「……」
その言葉を聞いた翼は一瞬驚いた顔をしてから、しまったという顔をする。やっぱこいつ年下なんだな。
「さっきの言葉そっくりあんたに返すよ!年上に敬語話せって親に教わらなかったのか!」
「う…うっせーばばあ!年上ぶんじゃねえよ!!」
「ば、ばばあだと!失礼な!くそガキめ!」
「若さ妬んでんじゃねえよばーかばーか!」
む、むかつく!!何このガキんちょ!!ば、ばばあってまだそんな歳じゃないし!小学生かこいつ。
「お、お姉さまとお呼び」
「意味わかんねぇわ。キッモ!っつーかお姉さまならもっとお姉さまらしい格好しろよ。何だそのチャラチャラした格好」
今度は翼があたしを上から下までじっくり眺める番だ。じー見下ろした後、やれやれと呆れた様子で頭を振ってみせた。
