それと4人で勉強会をしている理由はもう1つある。
「とか言いつつ、自分もさっきから(4)から進んでないじゃん?」
「うっせぇよ陽介!
今考えてんだよ!」
それは、リュウと陽介君の卒業。
リュウも進学を希望するらしく、2年の遅れを取り戻すために毎日必死に勉強していた。
陽介君は3年タブっているのが嘘のような出来…。ホントに恐ろしい…。
そんなわけで、英語は私、理科は茉莉、その他は陽介君が先生となって毎日4人での勉強に明け暮れている。
「ホント暑いねー!!あの部屋の方がまだマシだわー。」
「失礼な!!立派なクーラーがついてるじゃん!」
「あんなへっぽこクーラーなんて言わないよ。」
「…ひどい…。」
夕方になると私と茉莉は近くのスーパーへ行って夕飯の材料を買う。
そしてうちで4人で食べるのも定番になった。
暑い暑い言いながらも、ショボいクーラーしかないうちでも、3人はいつもうちにやってきた。
たとえ4人では多少窮屈でも、
多少室内温度が上がったとしても、
こんなに暖かい人の温もりを家で感じられることが私はすごく嬉しかった。
「とか言いつつ、自分もさっきから(4)から進んでないじゃん?」
「うっせぇよ陽介!
今考えてんだよ!」
それは、リュウと陽介君の卒業。
リュウも進学を希望するらしく、2年の遅れを取り戻すために毎日必死に勉強していた。
陽介君は3年タブっているのが嘘のような出来…。ホントに恐ろしい…。
そんなわけで、英語は私、理科は茉莉、その他は陽介君が先生となって毎日4人での勉強に明け暮れている。
「ホント暑いねー!!あの部屋の方がまだマシだわー。」
「失礼な!!立派なクーラーがついてるじゃん!」
「あんなへっぽこクーラーなんて言わないよ。」
「…ひどい…。」
夕方になると私と茉莉は近くのスーパーへ行って夕飯の材料を買う。
そしてうちで4人で食べるのも定番になった。
暑い暑い言いながらも、ショボいクーラーしかないうちでも、3人はいつもうちにやってきた。
たとえ4人では多少窮屈でも、
多少室内温度が上がったとしても、
こんなに暖かい人の温もりを家で感じられることが私はすごく嬉しかった。