恋愛白書

ベッドにダイビングしてスマホを耳に当てる。


『もしもし』


数コールしてやしなが電話に出る。

かわいい俺の彼女の声。


「やしな今日ごめん!」

「さっきに帰ったでしょ!」


やしなの冗談ぽく怒る。


「ほんとごめん!やしな公園いたんだろ?」

「え?」


やしなの声のトーンが落ちる。


「光が言ってた」

『...そっか』

「絵里香に相談あるって言われてさ。心配なっちゃったらそのまま帰っちゃった」

『うん。そんなことだろうと思った』


やしなの笑顔が見える気がする。
こんな俺のことを受け止めてくれる。