君と、ゆびきり

不安は沢山あるけれど、きっと大丈夫。


「それにさ、寂しいなら何度でもみんなと会えばいいじゃん。寂しくなくなるまで、ね?」


あたしがそう言うと、玲子がいきなり抱き着いて来た。


「あたし、千里のそういうところが好き!」


親友にいきなり告白されたあたしは思わず頬が赤くなるのを感じてしまった。


「変な事言わないでよ」


あたしは慌てて玲子の体を引き離してそう言った。


玲子の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。


やがて先生が来て、卒業式が始まったのだった。