君と、ゆびきり

そう理解すると、あたしは体中の力が抜けていくようだった。


あたしじゃ風の力になれないの?


それじゃぁどうして、あたしは繰り返す日々に巻き込まれてしまったの?


「風……! また、来るからね!」


あたしは玲子に手を引かれながら、大きな声でそう言ったのだった。