先輩の体は私の方へ傾いて。 気が付けば、目の前に先輩の顔があった。 私は顔を真っ赤にさせて固まってしまった。 先輩も一瞬固まったが、“ ごめん ”と言いながらすぐにに離れた。 先輩の顔が赤くなっていたのは、気のせい…? そんなことを考えていると 「待ってくださいって言われたから待ってるんだけど…」 と声をかけられ、ハッとした。 早く渡さなきゃ…!