同じ週の週末に、三島さんはわたしを訪ねてきた。彼は大き目のバッグを手にしていた。
「話があるんだけど、ついてきてくれる?」
「いいけど、あがる?」
三島さんは家の中にちらりと視線を送った。
「やっぱりいいよ。天気もいいし」
わたしはおばあちゃんに声をかけると、彼についていく形で家を出た。
彼の足取りは見慣れた道順を辿っている気がした。あのときは暗かったため、全く同じ道という確証はない。だが妙に懐かしい気がした。まだ一か月ほどしかたっていないのに、妙なものだ。あのときは三島さんとここまで親しくなるとは思っていなかった。
森を抜けると、太陽の光が照らす場所に出た。その程よい暖かさが心地よかった。そこは花火大会の日に三島さんに連れてこられた場所だ。
夜だと静寂に包まれ闇のイメージが付きまとうのに、昼だとのどかな雰囲気だ。昼と夜では随分受ける印象が違っていた。
「ちょっと見て欲しい」
彼はバッグから紙袋を取り出すと、差し出した。
「どうしたの?」
わたしの問いかけにも三島さんは黙ったままだった。紙袋を受け取ると、その紙袋が随分重さがあった。左手で紙袋の下部を持つと、右手で紙袋の中身を確かめた。
「話があるんだけど、ついてきてくれる?」
「いいけど、あがる?」
三島さんは家の中にちらりと視線を送った。
「やっぱりいいよ。天気もいいし」
わたしはおばあちゃんに声をかけると、彼についていく形で家を出た。
彼の足取りは見慣れた道順を辿っている気がした。あのときは暗かったため、全く同じ道という確証はない。だが妙に懐かしい気がした。まだ一か月ほどしかたっていないのに、妙なものだ。あのときは三島さんとここまで親しくなるとは思っていなかった。
森を抜けると、太陽の光が照らす場所に出た。その程よい暖かさが心地よかった。そこは花火大会の日に三島さんに連れてこられた場所だ。
夜だと静寂に包まれ闇のイメージが付きまとうのに、昼だとのどかな雰囲気だ。昼と夜では随分受ける印象が違っていた。
「ちょっと見て欲しい」
彼はバッグから紙袋を取り出すと、差し出した。
「どうしたの?」
わたしの問いかけにも三島さんは黙ったままだった。紙袋を受け取ると、その紙袋が随分重さがあった。左手で紙袋の下部を持つと、右手で紙袋の中身を確かめた。



