「たか『たかがキスじゃねぇーよ』 “私がたかがキスじゃない”と言おうとすると、隼人が割り込んで言った。 そう…あっ君からしては、たかがキスかもしれない… でも私達二人からすれば、キスはスゴく大きいもの… どうしても“たかが”と言う言葉が付くことはない。 「ふーん。ま、いいし。別れるんだろ? 俺には大チャンスじゃん。美優を奪う…な」 !!! 「あっ君!」 最悪…もうそれ以上何も言わないで… 『…………美優___』