「でも…あっ君はアメリカに行ったんじゃ…」


そう…あっ君の母親の母親…詰まり、あっ君のおばあちゃんはアメリカに住んでいて、あっ君もすぐにアメリカへ行った。


「色々あって戻ってきた。で、ここに来たら美優がいた」


そうなんだ…あっ君…

あっ君は本当に弟ができたみたいで大好きだった。
でもそれは恋の好きじゃなくて、家族としての好き…


「そうなんだ」


「うん」


『美優…』


「どうしたの?」


『ちょっと来い』


「え?何?!隼人!?」


私は隼人に引きずられながら隼人に着いていった…


でもその時…あっ君が


「美優…絶対に俺のものにしてみせる…あんなやつには渡さない」


なんて言っているとも知らずに…