「もしかして…あっ君…?」 「そう!美優姉!あっ君!彰人だよ」 「嘘!」 あっ君… あっ君とは、昔の私の“元”弟… それは…… 《美優5歳》 「美優ちゃん!お散歩に行きましょう!」 「うん!お母さん行く!あ!美優、飴ちゃん持ってく!」 まだ両親が生きていたあの頃… 私は無邪気に笑っていた。 《公園》 「お母さん!美優、お砂で遊びたい!」 「そうね………ってあら?」 「お母さん?どうしたの?」 お母さんが見ている先を見ると、一人の男の子がいた。