――――――――――… 彼女と別れてから アイツに会うため 待ち伏せした。 いつもアイツが通る ランニングコースで。 「……またかよ;」 今まで何かあると 俺はアイツに会うために 待ち伏せすることが よくあった。 「…今回はなに?」 アイツはいつもの 呆れた顔で俺に尋ねた。 『お前に 聞きたいことあって。』 真剣に聞くと、 アイツは悟ったかのように 真面目な顔に戻った。