「どっかの空き教室でお弁当食べよっかな、って思ってるよ」 「一人で弁当淋しいし、一緒に食べない? なぁ、ハユ」 「うん。チィ、食べよ?」 片手で俺らの前の空席を勧める。 一人でご飯は、人が沢山いるときには淋しい。 一人ばかりの喫茶店ではひとりご飯しても平気だけれど。 今はとりあえずといったかんじでも、皆、必ず誰かとくっついている。 初めての場所でひとりは不安だ。