教授がやってきて、ざわついていた教室は静まり返った。 俺はジャケットの汚れを取ることを諦め、再び袖を通した後、教授を見た。 背の高い、とてもラフな格好をしたおっさん。 見た目ではどこが教授なんだろう、といったかんじだ。 もし街中で見かけても、教授なんて職に就いている人間には到底見えない。 ゴルフ帰りのような服装して、手には抱えてきたのが驚けるほどのプリントの束と、よくわからないV字のローテクっぽい機械。 あれが配られるかと思うと、初っぱなからうんざりする。