龍に対して、あんなにはっきり物言いする女はじめてだ。 大抵の女は、いや男でも龍に面と向かって物言いできるやつはいない。 そう思っていると、 「そんなことより、私に何の用なわけ?私、あなた達のこと知らないし。昨日は一応助けてくれたからお礼はするけど、もう関わり合いたくないのだけど」 女が俺に向かって聞いてきた。 『無理やりつれて来たのは悪かった。俺達はお前にききたいことがある』 そう言うと女は少しだけ困惑した顔をした。 「聞きたいこと?」