君の声が、僕を呼ぶまで

たくさん貰ったプレゼントの箱。

その包みを慎重に、そして形容しがたい淡い期待と緊張感と共に、そっと開く。

毎朝、カーテンを開ける度に、そんな気持ちだった。

世界が少しだけ、変わってたりしないかなぁ、なんて。


窓から見える景色は、季節を正確に映す映画のスクリーンのようで、良くも悪くも、私の期待を裏切る事はほとんどなかった。

世界は、自分で紐解いていかなきゃいけない。


今朝、自分の目の前に、たくさんのプレゼントの箱が並べられた。

緊張感よりも、ワクワクの方が勝る、久しぶりの感覚。

大事に大事に、1つずつ開けていこうと思った。


放課後になると、いつも雪人先生とバイバイして、すぐ家に帰っていた。

私には、友達はサラしかいなかったから。