イタダキマス

腕を掴んだのは、唯也だった。

そのときは、あまり話したことがなかったので、私は驚いた。

唯也の後ろには、茉美がいた。

茉美は、私の前にいじめられていた女子よりも前に、いじめっ子の男子にいじめられていた。

確か、いじめられていた理由は貧乏だから…だったっけ?



『やめなよ、止めに行くなんて』

唯也が、私に言う。


『どうして?だって、いじめは悪いんだよ。

止めなきゃ_______』


『また、いじめられたいのか?』



唯也にそう言われ、私はドキッとした。


『私も、いじめられていたからわかるよ。

いじめられていると、すごく辛いの。

毎日、死にたくなるの。

だから、止めたい気持ちもわかるよ。

でもね、またいじめられたら……きっと死にたくなるだけじゃ済まない。

今度こそ、本当に死んじゃう………………』


茉美が、ぼそぼそと呟く。