イタダキマス

執事さんの部屋で見つけた日記の内容を踏まえると、おそらくお父さんに対して怯えているのだろう。

茉美と唯也の居場所を知りたくてあまり日記をきちんと読んでいなかったが、紫織ちゃんのお父さんは厳しい人だったのだろうか?

確か、紫織ちゃんのお父さんが紫織ちゃんのお母さんを殴った...みたいなことは書いていた。


とりあえずこれで、紫織ちゃんの両親の顔がわかったが、一番知りたい唯也の居場所はわからないまま。

紫織ちゃんのお母さんの部屋を出て、隣の部屋を調べることにする。


「ここは...」


そこは、紫織ちゃんや紫織ちゃんのお母さんの部屋よりもずいぶん広い部屋だった。

きっと、紫織ちゃんのお母さんお父さんの部屋に違いない。


「ベッドはお母さんと別なんだ。

こういう家では、大きいベッドに二人で寝るものだと思ってたけど...」


独り言を呟きながら、ベッドを調べる。


こちらのベッドも、最近使われた感じがしない。