イタダキマス

そう言って、俊秀は肉料理を食べ始めた。


「あっ………」


ダメ……。

食べちゃ、ダメ…………………!


それは、それは………!!


「それにしても、本当にうまいよな。

希夏が夢中になるのもわかるわ」


そう言って、俊秀は次々と肉料理を平らげていく。


やめて、やめて!

もう、食べないで!やめて!!

だって、それは、それは、それは………………人間の肉。



俊秀だって、人間の肉なんて食べたくないはず。

言わなきゃ。

俊秀を、止めなきゃ。


じゃないと、希夏ちゃんみたいになってしまう。



言わなきゃいけないのに、止めなきゃいけないのに、どうして言えないの?


そのとき、昨日の出来事が浮かんできた。

茉美と唯也を捜そうって言っていたはずなのに、希夏ちゃんに誘われてカラオケに行った俊秀。