イタダキマス

待って、ここは厨房の奥の部屋。食料庫。

そんなところに、人間の脚があるっていうことは………。


あの、食堂に大量に並べられた肉料理は………全部人間の……………?


初めてこの館に来たとき私が食べたのも………?



「私……人間の肉を食べたの………?」


そのとき誰かが階段を下りてくる音が。


まずい、今の叫び声に気付いた執事さんに違いない。

見つかってしまう。

隠れないと。


私は一番近くにあった台車つきの大きな引き出しのようなところに入って、身を潜めた。



「誰だ!?」



厨房に、執事さんが入ってきた。


「誰もいない………?

おかしい、確かに叫び声はこのあたりから聞こえてきたのだが………」



殺される。

見つかったら、絶対に殺される。

大きな斧のようなもので、私の体から脚が切り離されていく様子が、容易に想像できる。